bloc:『ぼくのなかの夜と朝』映画監督・柳澤壽男 傑作福祉ドキュメンタリー 五部作連続上映会


2019/12/13(金)
『ぼくのなかの夜と朝』映画監督・柳澤壽男 傑作福祉ドキュメンタリー 五部作連続上映会
@九州【菫舎】

集え!孤独で不自由な者たちーー
2019.11ー2020.3
映画監督・柳澤壽男
傑作福祉ドキュメンタリー
五部作連続上映会
2019年12月13日(金)
『ぼくのなかの夜と朝』
(1970年/カラー/1時間40分)
仙台市にある国立療養所西多賀病院(現・独立行政法人国立病院機構西多賀病院)は1947年に結核療養所として開設され、進行性筋萎縮症(筋ジストロフィー)の治療を全国に先駆けて取り組んできたことでも知られる。この映画は1969年の秋から1970年の春にかけ、西多賀病院のベッドスクールで生活する130人の筋ジストロフィーに冒された子どもたちを記録したものである。病弱児童による詩を字幕で挿入しながら、不治の病に冒された子どもたちの生きる意味や学ぶ意味を映画を通して考える。
柳澤 壽男(やなぎさわ・ひさお)
1916年群馬県生まれ。映画監督。1936年に松竹下加茂撮影所に入社、1940年に『安來ばやし』で劇映画監督としてデビューするが、亀井文夫作品に衝撃を受けて記録映画を志し、1943年に日本映画社に移籍する。戦後は同社で『富士山頂観測所』『海に生きる』などの力作を発表するが、1951年以降はフリーランスの監督として岩波映画製作所、三井芸術プロダクション、日本映画新社などが製作する企業PR映画に携わり、この分野の代表的演出家のひとりとなる。しかしPR映画というジャンルの限界に突き当たり、以降は障害者や難病患者の生き様や周囲の社会を捉えた自主製作の長編ドキュメンタリーへと転じる。1968年の『夜明け前の子どもたち』から1989年の『風とゆききし』までの5本の福祉ドキュメンタリーは代表作となったが、次回作『ナースキャップ』準備中の1999年に死去した。
入場無料(定員40名ほど/予約受付中)
開場)19:00 開演)19:30
※駐車場は15台ほど有ります。
会場:菫舎
長崎市田中町907
http://sumiresha.wixsite.com/jokokai
お問い合わせ
菫舎
jokokai.zz@gmail.com
上映スケジュール
2019年11月29日(金) 『夜明け前の子どもたち』
2019年12月13日(金) 『ぼくのなかの夜と朝』
2020年1月17日(金) 『甘えることは許されない』
2020年2月28日(金) 『そっちやない、こっちや』
2020年3月19日(木) 『風とゆききし』


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