bloc:特別展「サスペンス・ミステリー映画の奇しい世界」
2025/11/30(日)→3/29(日)
特別展「サスペンス・ミステリー映画の奇しい世界」
@関東【鎌倉市川喜多映画記念館】
open 9:00 / close 17:00
定休日: 月曜日
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英国からハリウッドに招かれたアルフレッド・ヒッチコックは、1940年に渡米第一作『レベッカ』を発表します。この頃からジャンル名としての「サスペンス」が定着し、ヴァラエティ誌の映画欄には「ミステリー」や「フーダニット」とともに、ジャンルを指し示す用語として登場するようになりました。50年代に傑作をいくつも作り上げ、“マスター・オブ・サスペンス”と称されたヒッチコックは、人々の平穏な日常の中に潜む「犯罪」や「疑惑」を描いて人気を博します。60年代以降、登場人物の心理状態に重点を置いた作品は「サイコスリラー」と呼ばれ、夢や回想、曖昧な記憶を扱った映像表現に様々な工夫がなされるようになりました。
宙吊りにされた不安な状態がもたらすスリルを味わうサスペンス映画と、謎解きの過程を楽しむミステリー映画、重なり合うことの多いこの2つのジャンルは、より複合化した現代映画において、様々な料理に溶け込むスパイスのように効果を発揮しています。本展では両ジャンルの古典から近作までを取り上げ、その魅力に迫ります。スリルと謎に満ちた展開で私たちを楽しませ、魅了してきたサスペンス・ミステリー映画の〈奇あやしい世界〉をご堪能ください。