bloc:「跡見花蹊と跡見女学校―紡がれる歴史と伝統―」
9/26(金)→12/5(金)
「跡見花蹊と跡見女学校―紡がれる歴史と伝統―」
@関東【跡見学園女子大学花蹊記念資料館〈展示室1・2〉】
open 10:00 / close 16:00
【休館日】土曜日・日曜日・10月14日(火)、11月4日(火)、11月27日(木)
※10月25日(土)、10月26日(日)紫祭につき特別開館。
※11月15日(土)特別開館。
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跡見学園の創立者・跡見花蹊[1840-1926]が掲げた志は、時代を超えて受け継がれ、本年、跡見学園は創立150周年を迎えました。本展は、今年3月より開催された「跡見花蹊と跡見女学校―開学へのあゆみ―」に続く、後期の展覧会です。花蹊円熟期の代表作《秋草図屏風》のほか、掛け軸や、学校が記念に発行した絵葉書、勲章、制服など、様々な資料を通して、跡見学園に息づく歴史と伝統をご紹介いたします。
また、本展では、跡見花蹊が22歳にあたる文久元(1861)年から逝去前年の大正14(1925)年まで、ほぼ一貫して綴った膨大な日記『跡見花蹊日記』を初公開いたします。
花蹊の理念は、幼少よりその教えを受け、のちに養子として跡見女学校の二代目校長を務めた跡見李子[1868-1956]に受け継がれました。李子はのちに跡見学園の初代理事長・跡見学園短期大学初代校長にも就任し、生涯を通じて跡見学園の発展に寄与し続けました。また、花蹊の従姉妹である跡見玉枝[1858-1943]もまた、花蹊に学び、画家として活躍しました。本展においても、その作品をご覧いただけます。
戦争や震災といった困難を乗り越えながら、跡見学園は中学校、高等学校、短期大学、女子大学とかたちを変えながら発展を遂げ、今日に至ります。
本展を通じて、跡見花蹊をはじめとする先人たちの歩みと精神に触れていただければ幸いです。