bloc:所蔵作品展 パッション20 今みておきたい工芸の想い【中止】


2019/12/20(金)→2020/3/8(日)
所蔵作品展 パッション20 今みておきたい工芸の想い【中止】
@東京【東京国立近代美術館工芸館
open 10:00 / close 17:00

無料観覧日:1月2日(木)、1月5日(日)、2月2日(日)、3月1日(日)
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工芸を「パッション」の語とならべて考えることは、もしかしたらふだんはあまりないかもしれません。なぜなら工芸に注がれるパッションは姿かたちや質感にすっかり溶け込んで、むしろ背景の諸事情をいちいち分析する間もなく味わえるよう整えられてきたからです。しかし何を選び、未来へとつなげるのかを考える今、工芸に託されてきた知恵と愛とを見過ごしてしまったらもったいない!
 来年はいよいよオリンピックイヤー。世界との出合いは国際的な視野を広げるだけでなく、私たちの内側に目を向ける好機でもあります。日本の近代は工芸をとおして何を感じ、想いを託してきたでしょうか。作家の言葉や活動・出来事から20を抽出し、それぞれの局面に浮かび上がるパッションをご紹介します。
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20のパッション(情熱)にふれながら、工芸100年の流れを探る試みです。たとえば平田郷陽の《桜梅の少将》。端正な風貌は見る人をゾクっとさせる魅力に満ちていて、技巧の高さもさることながら、そこには「作家としての信念」がありました。当時郷陽の作風は賛否両論。「信念」の語は、郷陽が批判に抗して世に放った矢だったのです。歴史の奥底にはこんな想いが潜んでいます。工芸館であなたのドキドキを探してみませんか?東京での工芸館の展示活動はこれが最後。お見逃しなく!

【中止】
「所蔵作品展「パッション20 今みておきたい工芸の想い」は、3月8日(日)までの会期を予定しておりましたが、 新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、2020年2月28日(金)をもって閉幕いたします。工芸館の東京での活動は2月28日(金)までとなりました。最後の展覧会を楽しみにしてくださった皆様には申し訳ありませんが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。」


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