bloc:平成のカメラ展


2019/3/19(火)→2019/6/30(日)
平成のカメラ展
@関東【日本カメラ博物館】
open 10:00 / close 17:00

平成は31年4月30日をもって終了し、新たな元号がはじまります。日本の社会にとってはさまざまな出来事を経た30年間でしたが、カメラや写真の世界においても、その歴史がはじまって以来もっとも大きな変化を遂げた時代といえるでしょう。
1839(天保10)年にフランスで実用的な写真術が発表されて以来、感光材料は銀の粒子で画像を形成する銀塩写真が主流でした。しかし、1980年代後半から90年代に電子記録方式のカメラが実用化されると急速に進化し、2002(平成14)年には生産数量でデジタルカメラがフィルムカメラを追い越すほどの飛躍をみせました。カメラは「1家に1台」から「1人1台」の時代へと突入し、さらにフルサイズ撮像素子やミラーレスカメラの発売、そしてカメラ付携帯電話やスマートフォンの普及によって、人々のカメラへの接し方や、写真撮影、保存、鑑賞方法に至るまで、過去にない大きな変革を遂げたのです。
今回の特別展では、カメラ史の大きな変革期であった「平成」という時代に登場した数々のカメラを紹介し、カメラ技術の変遷をふり返ります。


PCページ/blocモバイルトップ