bloc:赤い衝撃「明治赤絵」展


2018/4/14(土)→2018/7/1(日)
赤い衝撃「明治赤絵」展
@関東【GAS MUSEUM がす資料館】
open 10:00 / close 17:00

江戸時代の錦絵では「赤」は紅や朱などの自然由来の高価な染料でしたが、明治を迎え、海外から輸入された安価な
赤い染料が利用できるようになると、鮮やかな赤い色をふんだんに使用した錦絵が数多く制作されました。
明治に入り、人々の暮らしに大きな影響を与えた開化文物や風俗は格好の題材となり、作品では空を赤く描き、多くの
錦絵に描かれた桜は赤を基調に表され、背景に赤を多用した作品が数多く制作されるなど、赤は文明開化を象徴する
色となりました。
赤を多用する作品は「明治赤絵(あかえ)」とも呼ばれ、明治錦絵の特徴の一つでもある色合いとなりますが、
美的観点から見ると評価を落とすことになりました。
今回展示会では、文明開化の時代を象徴する、刺激的な赤い色を多用された作品を紹介し、時代の変化の喧騒を伝える
「明治赤絵」を展示紹介します。


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