bloc:アサヒ・アートスクエア オープン・スクエア・プロジェクト2015 「佐藤万絵子展 机の下でラブレター(ポストを焦がれて)」


2015/1/10(土)→2015/2/1(日)
アサヒ・アートスクエア オープン・スクエア・プロジェクト2015 「佐藤万絵子展 机の下でラブレター(ポストを焦がれて)」
@東京【浅草アサヒアートスクエア

アサヒ・アートスクエアは毎年1月、当館のユニークな空間の発信を目指す「オープン・スクエア・プロジェクト」を開催しています。本プロジェクトのテーマは<空間の実験>。公募で選ばれたアーティストが、高さ6m、総面積約260m&#178;のメインフロアを中心にアサヒ・アートスクエアの空間の魅力を生かすことで、今までにない経験を創出する作品や企画を展開しています。
2011年のスタートから4回目となる今回は、美術家の佐藤万絵子を公募で選出し、展覧会「佐藤万絵子展 机の下でラブレター(ポストを焦がれて)」を開催します。

絵を描く。私たちは物心つく前から、この行為・遊び・営みに当たり前に慣れ親しんで育った。だから「描くってなんだろう?」と疑問を持つことはほとんどない。だが、あらためて考えてみる。絵を描くことの実感を私たちはどのように得ているのだろうか? およそ18年に及ぶ佐藤万絵子の画家としての歩みは「描くこと」への思索と実践であった。
 本展は、これまでの佐藤の画業を総覧し、新たなスタートを提示する個展である。紙袋の内側に手の感触を頼りに絵を描いていく初期作。大きな紙に身を沈めるようにして制作されるパフォーマンス的作品。18年の間に展開してきた諸作品の要素を編み合わせた絵画空間が、天井高6メートル、総面積約260?のアサヒ・アートスクエアのメインフロアを中心に現れ、さらに数週間をかけて佐藤は新たな絵を描き続けていくという。この試みは、ひとりの画家の「これまで」と「これから」のドローイング/ペインティングを出会わせるための構築方法の模索であり、その先にはやがて新たな風景が現れるはずだ。そして、文字や植物のように繁茂する絵の世界はすべてを呑み込んでいくだろう。

開催概要
2015年1月10日(土)〜 2015年2月1日(日) 
会場|アサヒ・アートスクエア
(〒130-0001 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 スーパードライホール 4F)
時間|平日:17:00〜21:00 土日祝:15:00〜21:00 *休館日|火曜日、1月25日(日)
入場料|500円(会期中再入場可) 
*会期中、関連イベントを開催します。詳細は逐次アップして行きます。
主催|アサヒ・アートスクエア
協賛|アサヒビール株式会社、ユポ・コーポレーション
協力|紙工房 堂地堂


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